こんにちは。
今日は Teams でちょっと混乱しがちな「チャット」と「チーム」の違いと
Teams でファイルを共有する際の注意点についてご説明いたします。
簡単に言えば、チャットは「個人間のコミュニケーションをとる場所」、
チームは「同じ目的を持った複数人でコミュニケーションをとる場所」です。
チームには「部署ごとに分かれているチーム」や「同じプロジェクトに関わるチーム」
さらには「お客さまとの情報共有のためのチーム」などがあります。
チャットでも同様に複数人での会話ができますが、チームとの一番の違いは「ファイルを置く場所」です。
チャットで保存したファイルは、保存した人個人のアカウントに紐づいている OneDrive for Business に保存されます。
これに対してチームで保存したファイルは、チームに紐づいている SharePoint チーム サイトに保存されます。
注意しなければならないのは、チャットで共有されたファイルは共有元の人のアカウントが退職等で無効になると、共有されたファイルも利用できなくなってしまうことです。
これは、アカウントが無効になるとそのアカウントで利用していた OneDrive for Business のファイルが削除されるためです。
チャットで共有された重要なファイルや情報は、チームのファイルなど別の場所に保管しておきましょう。
チャットとチームの違いを分かっておりませんと、データの保存方法や場所が異なり、いざ必要な時になかなか見つからない。なんてこともあります。
しかし、これらを把握し活用しますとテレワーク等では非常に便利なツールにもなりますのでおすすめです。
動画での説明や実例の紹介は、こちらの動画にて解説しておりますのでご視聴いただけますと嬉しいです。
【意外と知らない】チャットとチームってどう違うの?データ保存の落とし穴とは?!~Teams入門講座~
それでは次回の更新でお会いしましょう。
お疲れ様です。