本日は「訴訟ホールドをテナント全体にかけたい」についてです。
以前「インプレースアーカイブを一括で設定することが可能か?」という
記事を書きましたが、
今回は「訴訟ホールドをテナント全体にかけたい」についてです。
訴訟ホールドも「ユーザのメールボックス単位」で設定することは
可能です。
もしテナント単位で訴訟ホールドを有効にすることが可能であれば
管理するユーザ数が多いテナント管理者は、大変助かるので調べてみました。
結果:
訴訟ホールドをテナント全体に一括で有効にする方法は、Office365には実装されておりません。
やはりユーザメールボックス単位で 訴訟ホールドを有効にする必要があります。
理由としては、
Exchange Online プラン2が含まれるライセンスか、Exchange Online プラン1が含まるライセンスに加え、Exchange Online Archiving オプション が必要となるためです。
Exchange Online プラン2が含まれるライセンス
・Office365 Enterprise E3
・Office365 Enterprise E5
Exchange Online プラン1が含まるライセンス
・Office 365 Business Essentials や Office 365 Enterprise E1 等
以上
2017年06月
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