PowerApps – キャンバス アプリの作成方法(注意点)

Power Apps
この記事は約4分で読めます。

こんにちは。
今回は、PowerApps を利用してキャンパス アプリを作成する際の
下記注意点、はまりやすい問題について説明させていただきます。

  • フローの変更が反映されない
  • フローで利用していない変数が表示される
  • 変数の名前の変更
  • オブジェクトの名前の変更

PowerApps でのアプリ画面の作成については、次の記事をご覧ください。

PowerApps から呼び出す Power Automate フローの作成については、次の記事をご覧ください。

PowerApps アプリからフローを呼び出す関連付けの作成方法については、次の記事をご覧ください。

■フローの変更が反映されない

PowerApps アプリにフローを追加した後でフローを編集した場合など、フローの内容は
反映されない(フローで初期化する変数が PowerApps 側の関数に反映されない)ことがあります。
このような場合は、メニューバーの [アクション] をクリックしてツールバーの
[Power Automate] をクリックし、表示されるフローを右クリックして [最新の状態に更新]
をクリックしてください。

■フローで利用していない変数が表示される

フローの作成時に、誤ってしまったなどの理由で余分な変数の初期化アクションを追加してしまうと、
その変数が削除できなくなります。
例えば前々回で作成したフローに [変数の初期化] を追加します。

このアクションは不要なので、削除します。

アクションは削除されますが、削除済みのアクションで初期化される変数、
ここでは「変数を初期化する2_値」がそのまま残っています。

PowerApps でこのフローの Run を記述する際に、不要となった変数も引数として要求されます。

現在の Power Automate の動作では、このように作られた不要な変数を削除することは
できないようです。
フローの作成時には不要な変数の初期化アクションを追加しないように注意してください。

余分な変数が追加されてしまったときは、フローを作り直すか、以下のように
余分な変数に対応する適切なダミーの引数を設定してください。

■変数の名前

変数には「アクション名_値」という名前が付けられます。
このため、先にアクション名を変更してから [値] 欄で [動的なコンテンツの追加]
から [PowerApps で確認] を選択すると、変更後のアクションの名前が変数名に反映されます。
変数名にアクション名が反映されていると、
PowerApps でフローとの連携の関数を記述する際に分かりやすくなります。

■オブジェクトの名前

PowerApps のキャンバス アプリ編集画面でボタンなどのオブジェクトを作成すると、
オブジェクトには既定の名前が付けられます。

[挿入] から同じ種類のオブジェクトを複数回挿入すると、
以下のようにオブジェクトの種類に番号を足した名前(Butoon1, Button2, Bton3 …)が付けられます。

オブジェクトをコピー&ペーストして新しいオブジェクトを作成すると、
元のオブジェクト名_番号(Button1_1, Butoon1_2, Butoon1_3, …)の名前が付けられます。

オブジェクトの名前を変更するには、画面右側のペインで一番上に表示されているオブジェクト名をポイントします。
ポイントすると右側に鉛筆のボタンが表示されますので、クリックしてください。

以下のようにオブジェクト名を変更できます。

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今回の内容は動画でも紹介しておりますので、ご視聴いただけますと嬉しいです。
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【入門編】Power AppsとPower Automateを使って超簡単アプリ作成!ハンズオンで作成方法のご紹介 後編 ~PowerAutomate & Appsシリーズ~【在宅ワークでアプリ開発】

それでは次回の更新でお会いしましょう。
お疲れ様です。

この記事を書いた人

Yu
Yu
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