こんにちは。
今回はPower Platformのサービスの一つ、Power Automateのご説明をいたします。
【Power Automate とは】
Power Automate とは Microsoft が提供しているワークフロー作成のサービスです。
RPA (robotic Process Automation ＝定型作業の自動化) も含まれています。
単純作業の繰り返しになりがちなルーチンワークを自動化することで、業務改善や工数削減につながります。
例えば定型的なメール送信、データの転記、Excel 表へのデータ入力などを自動化し、省力化できます。
【Power Automate を使用するメリット】
Power Automateを使用し自動化することには、次のようなメリットがあります。
- 省力化：作業の手間がなくなることによる工数削減
- ペーパーレス：電子化されることにより、書類の整理・保管の手間がなくなる
- 経費削減：省力化とペーパーレス化による経費削減
- 正確・高速：自動化させることによる高速化と正確さが高まる
【Power Automate を使う】
Power Automate は Web ブラウザー上で設定をするだけで動作させることができます。
プログラミングやクラウドの専門知識は不要で、ノーコードでさまざまな処理を自動化できます。
またテンプレートが充実しているので、初心者でもすぐに始められ、簡単にワークフロー作成が可能です。
テンプレートの例として、以下のようなものが自動化できるよう用意されています。
例1)
Outlook とプッシュ通知を連携
↓
上司の情報を認識させる
↓
上司からメールが来た時だけ携帯電話に通知を送信する
例2)
タスク管理サービス（例えば Planner）と Teams を連携
↓
新規タスクが作成されたら、Teams の指定のチャネルにお知らせを投稿
例3)
アンケート作成サービス（例えば Forms) と SharePoint Online を連携
↓
回答があると管理者に通知を送信
↓
データを自動保存
尚、こうした自動化の処理は Microsoft Azure や Microsoft 365 と同じ Microsoft のクラウド環境で実行されるので、
セキュリティ面でも安心して利用できます。
【コネクタ】
自動化のためにサービスや製品を連携させる機能を Power Automate では「コネクタ」と呼びます。
コネクタを使用しMicrosoft 365のサービス (Teams、SharePoint Online、Exchange Online など）はもちろん、
Microsoft 以外の多くのサービス / 製品との連携が可能になっています。
また連携の対象となるサービス / 製品は継続的に拡大していますので、
現在使用しているサービスも使用できるか確認してみることをおすすめします。
利用可能なコネクタの種類や内容については、以下の公式サイトをご参照ください。
※コネクタには Microsoft 365 のライセンスだけで利用できるものと、
別途有償の Power Automate ライセンスが必要なコネクタ（プレミアム コネクタ）があります。
有償ライセンスが必要なプレミアム コネクタでも、実現できる自動化の成果によって費用対効果が見込めますので、
ぜひ活用してみて下さい。
今回の内容は動画でも紹介しておりますのでご視聴いただけますと嬉しいです。
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【超入門編】Power Automateって何？初心者向けに10分で分かりやすく説明 ～Power Automate & Appsシリーズ～
それでは次回の更新でお会いしましょう。
お疲れ様です。
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