デスクトップ仮想化【接続形式】

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今回「デスクトップ仮想化」というテーマで書いていこうと思いますが、
デスクトップ仮想化をすると何が利点となるのか、

●情報漏えい防止
【端末にデータを保存させない】【使用端末と情報を分けることが出来る】
→個々のPCの中にあった、機密性の高い情報などをサーバ側に集約することが可能になり、
PCの中から情報が抜き取られることを避けることが出来ます。

●運用コストの削減
【OS・アプリを集中管理】
→アプリの管理もサーバにまとめることが出来るので管理も簡単になります。

●使用する場所も環境も特に制限が無くなる。
【使用している端末環境に依存しない】【外出先からも安全に接続】
【BCP対策】
→場所も使用している環境(モバイル端末、タブレット、Android、Mac OS、Windows等)制限が無くなります。
基本的には、≪リモート環境が使用出来る≫という条件だけ、クリアしていれば
何の問題もありません。

デスクトップ仮想化のパターンは1つではありません。
両方にメリット・デメリットがありますので、注意して読んでください。
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1)セッションの仮想化(SBC)
⇒複数のユーザでサーバーを共有で使用する形式
メリット:
・クライアントを集約する意味では、効果が高い。
・VDIライセンス(クライアントOSライセンス)は不要。
・(不可能ではないという意味で)
ローカルのPC環境を変容して使用することは可能。

デメリット:
・クライアントアプリがサーバOSにて動くことが必須
・ユーザが使用するデータ量や操作が全体に影響してしまう恐れがある。

2)デスクトップ仮想化(VDI)
⇒サーバは1つだが、それぞれ独立した仮想環境を使用する形式
メリット:
・ユーザにこれまでと同じ環境を提供可能
・ユーザ1人1人へリソースの割り当てが可能。
なので制限を行うことも可能。
デメリット:
・クライアントの集約率は低い(SBCに比べて)
・クライアントOSライセンスが必要。

上記のことから
『コスト削減』のために導入するのであれば
《SBC形式》をおススメします。

以上

2016年07月現在

この記事を書いた人

akuniyoshi
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