PHP版 Graph SDKでは、クエリとリクエストボディを含むクラスインスタンスを生成し、リクエストビルダを介してクエリ文字列や、リクエスト本文の生成を行うことが可能です。
対象ユーザーレベル:開発初心者

参考リンク
RequestConfiguretionクラス
各エンドポイントに対し、対応するクラスが用意されています。
クラス名は以下のとおり命名規則が明確に決まっています。
{Resource}RequestBuilder{Method}RequestConfigration
例えばユーザー一覧を取得する際に指定するクラス名は以下になります。
UsersRequestBuilderGetRequestConfigration
対応するクラスを明示的に指定することで利用できないパラメータを指定した際にjsonParseエラーを出してくれます。
クラスの構成要素は以下となってます。
- headers
- options
- queryParameters (GET)のみ
headers
用途
RequestHeader
データの型
連想配列
補足
このパラメータはBaseRequestConfigration::__constract
の第一引数です。
options
用途
主にRequestBody
データの型
配列 (Microsoft\Graph\Generated\Modelsに定義されているモデルクラスのインスタンス等)
補足
このパラメータはBaseRequestConfigration::__constract
の第二引数です。
queryParameters
GETメソッドでのみ宣言されているプロパティです。{Resource}RequestBuilderGetQueryParameters
クラスのインスタンスを利用できます。{Resource}RequestBuilderGetQueryParameters
クラスのインスタンスはcreateQueryParameters
関数でも生成できます。
get_class_vars関数でプロパティ一覧を取得しforeachすることで利用可能なクエリパラーメータに対して確実に値をセットできます。
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