テナントから削除できないドメインを削除する

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今日は「テナントから削除できないドメインを削除する」についてです。

今回なんでこんなお話をすることにしたかというと
自分の名前をもじったドメインを作成し、
Office365テナントに紐づけて、独自ドメインでのテストなんて
行ったのが、昔々。。。。

30日間でお試し用テナントは情報削除されるから
独自ドメインつけたままにしてしまったのです。

そして今月、、、
また独自ドメインを使った検証を行おうとしたところ、、、
「このドメインは別のテナントに紐づいているので使えません」という
エラーが発生。
もう昔 独自ドメインを使って、テストしていたことなんて忘れていました。

何とかPowerShellなどを使ってドメインを昔のテナントから
外すことが出来ました。

では いってみましょう。

■ドメイングループの確認・削除
●Windows PowerShell のコマンドレットにて、グループの一覧を確認する。

[コマンドレット]
Get-MsolGroup | Select DisplayName,EmailAddress,ObjectID | fl

[出力例]
DisplayName EmailAddress ObjectId
———– ———— ——–
Group01 test01@test**.net 8f548cb1-478d-4a9e-bd62-4aa4a096324a
Group02 4411c1ce-8de0-425d-a46b-87422733e636
Group03 test03@test**.jp d6523e9d-94f6-4d95-b243-f2eb496f398c

●Windows PowerShell のコマンドレットにて、ドメインのグループを削除する。
※先ほど調べたグループの ObjectID を以下コマンドで指定し削除する。

[コマンドレット]
Remove-MsolGroup -ObjectID 1ce167a2-d091-4851-8187-92dcf179603b -force

[実行例]
Remove-MsolGroup -ObjectID 8f548cb1-478d-4a9e-bd62-4aa4a096324a -force

■独自ドメインを削除する手順
● Office 365 AdminCenter からドメインを削除する。
1. Office 365 ポータルへ全体管理者アカウントにてサインインする。

2. 左上のアプリランチャーより、[管理者] のパネルをクリックする。

3. 左メニューより [セットアップ] – [ドメイン] をクリックする。

4. 削除対象のドメインをクリックする。

5. [削除] をクリックする。

6. このドメインを削除しますか? と表示されましたら [削除] をクリックする。

7. ドメインは正常に削除されました と表示されましたら、[閉じる] をクリックして完了。

■ PowerShell のコマンドレットにてドメインを削除する
下記コマンドレットを実行し、独自ドメインの削除する。
【コマンドレット】
Remove-MsolDomain -DomainName <削除するドメイン> -force

【実行例】
Remove-MsolDomain -DomainName *****.com -force

以上

2018年1月

この記事を書いた人

akuniyoshi
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