Office365 Advent Calendar 2013 1日目です。
せっかくの1日目なので Office365 のおさらいをしましょう。
クラウドってなんですか
Office365 はクラウドサービスです。
クラウドサービスってどんなイメージですか。
「サーバーとか実際に購入の必要が無くて、月額料金で(だいたい人数ごとの課金で)、インターネット経由でITのサービスを受ける」「実態がよくわかんない」
と言うイメージだそうです。(当社内の非IT系メンバーのイメージ)その通りですね。
「必要なサービスを、必要な時に、必要な分だけ利用する」とよく言われます。
ExchangeOnloineなどのOffice365のサービスを、月単位で必要な期間、1人単位で契約できる。
というようなサービスとなります。
では実際にクラウドサービスってどうやって使うのでしょうか?
サーバーとかないんですよね?インターネット経由で使うってどんな設定するの?
Office365はほとんどの機能をパソコンにインストールされたOfficeから使います。
Outlook,Excel,Word,PowerPoint,Project,OneOnteいろんなOfficeソフトがOffice365のクラウドサービスと連携しています。
WordやExcel、PowerPointのデフォルトの保存先はクラウドが指定されています。
Outlookはメールアドレスとパスワードを設定するだけで50GBのクラウドメールボックスと接続します。
Projectもサーバーはクラウドを指定します。
スマートフォンにもメールアドレスとパスワードを設定するだけで、メール・予定表・連絡先が同期されます。
「契約すればすぐに使える」クラウドサービスの良いところです。
どんなサービスがあるのか
大きく4つのサービスから構成されています。
- オフィスソフトを発売されるたびに追加費用無しで最新バージョンが、一人当たり5台のパソコンにインストール可能
- 50GBの大容量が使える、クラウドメール
- 映像も音声もチャットも、画面共有も出来るオンライン会議
- クラウドへのファイル保存と共有できる社内ポータルサイト
オフィスソフトやメールは説明不要ですね。
オンライン会議のLyncはSkype+アルファの機能(複数人での映像会議やアプリケーション共有)のあるビジネス向けソフトです。
SharePointOnlineは中小企業にはなじみが少ないですが、社内の情報を一か所に集めて全員で共有することが出来ます。また、クラウドのファイル置き場としても活用できます。
デメリットは無いのか
高価なサーバーを、高価な構築費用をかけて、高額な維持費の不要なクラウドサービスは良いことずくめに見えます。
もちろんデメリットがあります。
- カスタマイズはほぼ不可能
- 予定停止時期などは基本的に調整不可
- 現状維持は無理
よく「一戸建て住宅から、集合賃貸住宅への引っ越し」と例えて言われます。
賃貸マンションで、壁を取り壊したりなどの間取りの変更は出来ません。
マンション設備維持のため定期的な停電やテレビなどの設備点検があります。
住民が不要だと感じていたとしても、外装工事などは行われます。
多くのひとが同じ設備を利用するので仕方がないことですが、ユーザーの「個別の」要望は聞いてくれないと思ったほうが良いです。
まとめ
便利なクラウドサービスのOffice365を賢く使いましょう